Health Weather Cloud Services

Health Weather Cloud Servicesは各種センサー情報に対応した多対多の情報通信基盤です。
気象情報とセンサー情報をベースに、作業環境のリスク値、作業者や患者の体調や体力に応じたリスク値の計算を行います。

例えば、暑熱環境で働いている作業者から収集したデータから、リアルタイムに体調や作業量を評価し、当日の気温予測から今後のリスク値を計算することで、作業者の健康や安全管理に利用できます。または、寒冷環境で走行している自動車のデータと、当日の気温や降雨量から凍結によるリスク値を計算することで、適切な運行状況の管理に利用できます。

このように、Health Weather Cloud Servicesはフィジカル空間のセンサーから集積される膨大な情報に対して、それぞれのリスク値を解析しフィードバックします。Health Weather Cloud Services はSociety 5.0時代の気象情報サービスを提供します。

天気予報

詳細な仕様やお見積りをご希望の方はご連絡ください。なお、Health Weather Cloud Services は、センサー情報や健康情報に対応したサービスです。

天気予報

概要 全国の今日・明日・明後日の天気、降水確率、最高・最低気温
エリア 都道府県・詳細地域(一時細分)
更新頻度 3回/日

週間天気予報

概要 全国の明日から向こう1週間の天気、降水確率、最高・最低気温
エリア 都道府県・詳細地域(一時細分)
更新頻度2回/日

ポイント天気予報

概要当日の0時から3日目の0時までの1時間ごとの天気、気温、降水量、風速、風向、降雪量、湿度
エリア全国の市区町村
更新頻度12回/日

ポイント週間予報 6時間まとめ

概要当日の0時から10日目の0時までの6時間ごとの天気、降水確率、6時間降水量、6時間降雪量、気温、降水量、風速、風向、降雪量、湿度
エリア全国の市区町村
更新頻度12回/日

ポイント週間予報 24時間まとめ

概要当日から10日目の0時までの24時間ごとの天気、降水確率、最低気温、最高気温、風の概況、朝の最低気温、日中の最高気温
エリア全国の市区町村
更新頻度12回/日

国内地上実況

概要国内の地上実況観測地点の観測データ。0時から21時までの3時間ごとの天気、気温、最高・最低気温、湿度、風向、風速、降水量、気圧
エリア全国約150地点
更新頻度2回から8回(観測地点によって異なる)

アメダス

概要全国のアメダス観測地点の全観測データ。毎正時の降水量・気温・風向・風速・日照時間・積雪深
エリア 全国のアメダス観測地点 (約850地点)
更新頻度24回/日

花粉情報

概要日本国内における花粉の飛散予報。 花粉飛散の季節により、発表される要素が異なる。
九州、四国、本州は、時期によって「スギ中心」→「スギ・ヒノキ」→「ヒノキ中心」と変化。
北海道は「シラカバ」。 沖縄の予測は行っていない。
エリア全国の市区町村
更新頻度2回/日

熱中症情報(WBGT)

概要 WBGT(湿球黒球温度:Wet Bulb Globe Temperature)、熱中症を予防することを目的としてアメリカで提案された指標。
エリア都道府県単位
更新頻度短期予報 5回 /日
週間予報 3回/日

ぜんそくリスク予報

概要10歳以下のぜん息の発症や重症化のリスク値を表示。
エリア市区町村単位
更新頻度12回/日

体調評価アルゴリズム

センサー情報をパラメータとして、体調を評価するアルゴリズムです。解析のアルゴリズムと評価方法の構築は、クラボウ、大阪大学(基礎工学研究科、医学系研究科、医学部附属病院)、による共同開発の成果です。各アルゴリズムはSmartfitにより収集されるデータで最適化されています。Smartfitをご利用でない場合は、最初にチューニングが必要になりますのでご相談ください。

健康状態評価

概要 パラメータは加速度と心拍数です。 毎日測定することで、個人の生体情報をデータ化した解析と自動学習(AI)機能により、
普段の体調の平常範囲(しきい値)が設定されます。 それをもとに、個人の当日の体調を3段階で把握することができます。
備考 評価のために、2時間程度、連続してデータを取得する必要があります。

即時体調評価

概要 パラメータは加速度と心拍数です。 3分程度の計測で、体調を評価することができます。
備考 評価制度は健康状態評価に劣ります。連続してデータを取得できる場合は、健康状態評価をご利用ください。

転倒判定

概要 パラメータは加速度です。転倒の有無を判定します。
備考

暑熱負荷評価

概要 気温と湿度を利用して、暑熱環境が人体に与えるストレスを評価します。
備考 服内温度が取得できる場合には、それを使って計算します。(なくても計算自体は可能ですが、服内温度があるとより精度が高い評価が可能です。)

作業負担評価

概要パラメータは加速度と心拍数です。荷物の上げ下ろしなど、移動のない作業の負担も心拍数を利用し評価します。
備考

熱中症リスク評価

概要 パラメータは加速度、心拍数、気温、湿度です。暑熱環境における作業者のリスクを評価します。
備考 服内温度が取得できる場合には、それを使って計算します。(なくても計算自体は可能ですが、服内温度があるとより精度が高い評価が可能です。)

回復度評価

概要 パラメータは心拍数です。
備考

脳活性度評価アルゴリズム

音声情報をパラメータとして、脳の活性度を評価するアルゴリズムです。解析のアルゴリズムには、SiCECAを利用しています。 SiCECA とは、福井医療大学、塩見格一先生の研究成果であり、人間の発話音声をカオス論的に解析し、数値化することで、脳の活性度を定量的に表わす音声解析アルゴリズムです。 SiCECA によって計測されるCEM値は、リーディング・スパンテスト、TSST(Trier Social Stress Test)などのストレス評価テストとの比較、坑ヒスタミン剤の服用時と否服用時の覚醒度比較などの実証実験を重ね、心身状態等の変化計測指標としての有効性を確認しております。体温によって、体調を確認するように、CEM値を利用することで、疲労度や眠気もしくは覚醒度、集中力等のチェックに活用できます。なお、Health Weather Cloud Services への実装は株式会社アイヴィスの SiCECA for Health Weather Cloud Services を利用しています。

脳活性度評価

概要音声ファイルフォーマットは16KHz、16ビット、モノラルのwavファイル
備考 他のフォーマットを利用したい場合はご相談ください。